2020年09月30日(水) 秋元司被告と二階幹事長の関係に学ぶ権力掌握の秘訣

2020年09月30日(水) 秋元司被告と二階幹事長の関係に学ぶ権力掌握の秘訣

2020年9月30日(水)の「今日のニュースを語りたい」は

秋元議員の保釈取り消し 保証金3000万円没収・IR汚職―東京地裁

です。

カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる事件で逮捕・起訴されてい秋元司・衆院議員の保釈が取り消されてしまいました。

秋元被告は昨年の2019年12月25日に収賄罪で逮捕されましたが、今年の2020年2月12日に保釈金3000万円を払って保釈されていました。そして堂々と国会議員として活動を続けていたのですが、保釈中の8月20日に今度は組織犯罪処罰法違反(証人等買収)で再逮捕されて東京拘置所に再び戻って勾留されていました。

秋元被告は賄賂を贈ったとされる中国企業などに接触し、「お金をあげるから、裁判で私が無罪になる様に嘘の証言して欲しい」と今度は自分が買収しようとしたという訳です。まあ、そりゃ逮捕されて当然です。なので今回の保釈取り消しで東京拘置所に拘留された訳では有りません。8月20日の「3回目の逮捕」からずっと拘留中です。

なので東京地検も焦る必要は無く、じっくりと保釈取り消しの申請を準備していました。そもそも2月の保釈も東京地裁の保釈決定を不服として準抗告してますからね。その時は準抗告も却下されて秋元被告は保釈されたのですから、東京地検は「それ見た事か」という思いと「今度はきっちり逃がさない」という強い思いで保釈取り消しの準備をしていたのでしょう。

そして「3度目の逮捕」から1か月後、9月23日にじっくり準備した保釈取り消し申請を行いました。それが9月30日に東京地裁に認められて保釈取り消しになりました。なので変化が有ったのは、納付した保釈金3000万円が没収されたという事だけです。

しかしこんな状況でも、秋元被告の選挙区である東京15区(江東区)では未だに後継候補が決まらず、江東区には秋元被告のポスターが貼りまくりです。秋元被告はこんな状況でも次の衆院選を全く諦めていません。

それもこれも秋元被告は二階俊博・自民党幹事長がトップを務める二階派に所属しており、今もなお二階幹事長のバックアップを受け続けているからです。没収された3000万円も痛くも痒くも無いでしょう。そもそも秋元被告は貯金が約130万円しかないはずなのに保釈金3000万円を即日納付してますからね。自分で用意したお金のはずが無いです。しかしこんな二階幹事長を見て、

「なんで二階はこんな奴を庇うんだ?」

「そもそも二階なんて中国のスパイじゃないか。なんで安倍さんや菅さんは二階なんかを幹事長にするんだ?」

と思っている方は多いと思います。しかし、この一見異常とも見える秋元擁護こそ、二階幹事長の強大過ぎる権力の正体なんです。

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