「殺したのも仕方ない」との同情は危険

「殺したのも仕方ない」との同情は危険

パテントマスターの宮寺達也です。

2020年明けましておめでとうございます。今年はシン・エヴァンゲリオン劇場版イヤーですね、本当に楽しみです。

そして早速、定期購読マガジン「パテントマスターのマガジン」の「パテントマスターは語りたい」の第6弾。今回は「元農林水産事務次官による長男殺害事件」を語りたいと思います。

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2019年を振り返って印象に残っている事件が2つあります。それが4月に起きた「池袋母子死亡事故」と、6月に起きた「元農水事務次官長男殺害事件」です。

僕がこの2つの事件が印象的だったのは悲惨な事件だったというのはもちろんですが、同じ霞が関の元高級官僚が起こした事件であるにも拘わらず、世間の反応が真逆だったことです。

池袋母子死亡事故では飯塚幸三容疑者に、特に逮捕されずにいる事に世間のバッシングが殺到し厳罰を求める署名が39万にも集まりました。

それに対して元農水次官・熊澤英昭被告による長男殺害事件は「殺すしたのも仕方ない」と同乗の声が多数集まり、さらには「親の責任を果たした」と賞賛する声すら有ったくらいです。

僕ははっきりと違和感を感じました。長男殺害事件の経緯をちょっと調べるだけで皆さんの同情のほとんどが勘違いによるものだからです。

国民の同情は判決に大きな影響を与えます。実際に、熊澤英昭被告は懲役6年という殺人事件としては軽い判決になっています。深く考えずに事件の関係者をバッシングする事は、何の罪もない人を苦しめ、裁かれるべき人物を野放しにする危険な人民裁判なのです。

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